未経験からJavaを覚えるなら写経すべし

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「写経」でJavaを勉強しよう

般若心経の写経の発想は、プログラマーとしての仕事は未経験という人のプログラミング学習にとても役立ちます。コピペはもちろんNG。ちょっと気が遠くなるようですが、1文字ずつひたすら書き写すのがプログラミング的「写経」です。これなら、プログラミングのイロハがまだよくわからない人でもすぐ始められますよね。実際に手を動かしてみると、参考書を読んでいるだけではわからないことがわかってきますよ。

書き取りは手堅い勉強手法

漢字や英単語を書いて書いて書きまくって覚えるのと同じで、プログラミングも書きまくることには一定の効果が見込めます。文字を目で追うだけで完全に覚えられるタイプならともかく、多くの人は書いたほうが覚えやすいのではないでしょうか。プログラミング言語も「言語」だけに、国語や英語などの語学学習の型との相性がいいんです。
とはいえ、コピペで済むことをわざわざ1文字ずつ打ち込むのはなかなか大変。打ち間違いはほぼ確実にありますが、その間違いこそが注目のポイントです。ひたすらコードを書き写すうちに、自分のタイプミスの癖を見つけることができます。これはコピペでは絶対にわからないことですよね。これだけでも写経をする価値があるというものです。ミスを修正することも、デバック能力強化に一役買ってくれます。エラーメッセージを見て正解を見ずに自分で修正するのもいいですね。

ただ書けばいいというものでもない

写経に没頭するものの心ここにあらずでは、いつまでたっても一定以上の力はつきません。プログラミング言語には文法があって意味があるわけですから、「なんでこうなるのだろうか」と考えながらコードを書き進めていくことで、勉強効果をさらにアップさせることができますよ。別の考えごとをしながら英文を書き写すなら、いくら書いても覚えられないのと同じです。
もし、意味がわからない個所を見つけたら、一度手を止めてじっくり考えてみましょう。わからないことをそのままにせず、書籍やインターネットを駆使して調べてください。リサーチ力もプログラマーにとって重要なスキルなので、問題解決に向けて頭をフル回転させてみましょう。コードを書いては実行結果を確認する行程は、プログラミング習得に欠かせません。これをスムーズにするためにも、環境は最初に整えておいてください。

エラーメッセージをしっかり読む

エラーメッセージを熟読しないまま、テキトーに対処していたらクリアしちゃうことってあると思います。でも、それを続けていたらいつまでたってもエラーメッセージの意味を読み取る力がつきません。写経はすごい効果的な勉強法ですが、自分でコードを書けるようになるための勉強であることを忘れないようにすることが鉄則です。

Pick up
  • 実務経験以外の準備もしっかりと
  • いきなりフリーランスを目指すのは難しい
  • 先を見据えた行動を!
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